鑑定実績約4万人の「千葉の母」悠鈴です。
2月8日は「針供養」の日です。
使えなくなった針を、豆腐のような柔らかいものに刺して供養する行事が「針供養(はりくよう)」です。
現代は縫物をする方が少なくなりましたが、昔は衣類を縫うために一針一針使用したものは針でした。
昔は、この日は裁縫を休んで、折れた針や錆びた針など使えなくなった縫い針を集めて、お寺さんに収めたり豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺して供養しました。
当時は針仕事は女性にとって重要な仕事だったんです。
柔らかいものに刺して感謝の気持ちを込めて、裁縫の上達を願いました。
針仕事は、女性を守ってくださる「淡島神(あわしまのかみ)」をまつる淡嶋神社(淡島神社)」など各地の社寺で行われていました。
現代では裁縫をする機会も少ないですが、針にお世話になることはありますよね。
針供養という、感謝をこういう形で表すのはいいものです。
「針供養」の日に、裁縫箱の針をチェックしてみませんか?
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